電腦模擬飛行日誌

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help リーダーに追加 RSS 嗚呼、素晴らしきかな 新空港?

<<   作成日時 : 2009/07/04 05:31   >>

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 奇跡が起こるはずもなく、誰もの予想通りの展開となった例の空港を最初に取り上げたのは、半年ほど前のことでありました。
 その当時と今も、私の意見は少しも変わってはおりません、かえって確信に至りました。

 そこで今一度、この空港の事実確認をしておくしだいであります。


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 静浜タワー管制空域と浜松レーダー(アプローチ)管制空域に挟まれた静岡レディオ管制圏

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 オチャ・ポイントを経て、Rwy30へローカライザー・アプローチするのが一般的な着陸パターン
 グライドスロープは運用停止中

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 Rwy30から離陸するアシアナ125便
 離陸上昇中、直ぐに浜松レーダー(120.1MHz)とコンタクト
 浜松基地から22nm地点 、1分ほどで東京コントロール(123.7MHz)へ引き継がれる

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 浜松ボルタックを通過し、東京コントロール125.7MHz → 123.9MHz → 133.55MHzへと引き継がれていく
 この日の要求巡航高度は36,000ft

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 6月は欠航、代替着陸(着陸地変更)が異常なほど多かった
 立地条件によるものなのか、悪天候時雨雲にスッポリ覆われてしまうようだ
 8月にはILS(Instrument Landing System 計器着陸装置)が完備されるが、ここのILSの精度( "カテゴリー U"か? 訂正:カテゴリー T)いかんでは効果薄かも、雨雲対策に泣かされそう

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 どこか大空港の一郭をそのまま持ってきて設置したような造りのターミナル
 小型機中心に運用する小規模空港の場合、ボーディング・ブリッジを使わず自走でランプ・イン、ランプ・アウトするようにして、プッシュバックなどグランド・サービスは極力使わず経費を抑えるのが昨今のやり方だが・・・
     ↓
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 ケルキラ空港(Ioannis Kapodistrias Airport / LGKR )の場合

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 初便搭乗率が30%台の中国東方航空・上海便は、早々と "間引き運転"を始めた 
 秋口には撤退の可能性大、という
 大韓航空も7月、4便欠航させる
 インチョン便の開港月搭乗率は57.2%
 

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 サン・ホセ・ドス・カンポス(SBSJ)から大西洋を渡り地中海を抜け南回りでやってきたFDA(Fuji Dream Airlines、)のエンブラエル/ERJ170型 2番機
 FDAと略称するとFood and Drug Administration 米食品医薬品局と間違えられそう

 只今、「フジドリーム・ゼロツー・フォックス・ジュリエット」のラジオコールで慣熟飛行訓練中であります。

 鈴与さんという一私企業の新規事業費用の2割を県がタダ貸しするというタダならぬ状況もさることながら、その利払いを県民に負わせるというメチャクチャ加減が素晴らしい!?
 ここまでくるとそら恐ろしい気がいたします。

かくなるうえは、就航当初少なくとも何ヶ月間、みられるかたちにしなければ世間にしめしがつかないでありましょう。
 そのためには、グループ全従業員にノルマを課し、一人当たり友人知人隣人親戚縁者の何人かを乗客としてかき集めさせてでも無理やり実績数字をつくらねばなりません。


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 一座席当たり15,800円の手当て付ジャル・福岡便

 6月の福岡線の平均搭乗率は59・6%、このままの推移でいくと本年度約3億6000万円の県民税をジャルさんへ差し上げることになりそうです。
 おいしい商売と言えましょう、飛ばしてさえいれば利益を得られるわけですから。

 当然のことながら、この商法は茨城でも使えますから、安易に乗り入れを口にしない方が賢明と言えましょう、はい。


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 出だしは好調なアナ・札幌線、沖縄線

 日航への優遇措置を知ったアナさんは、案の定「不公平」だと言い出し、あたしらにも何かして下せぇ、おねげぇしますだぁ、お代官さまぁ〜、とばかりに泣きつき着陸料減免をせしめたのでありました。
 県庁OBが務める空港運営会社は空港収入の一番大事な部分をあっさりと捨ててしまいました。


 こうなるともう止りません。県庁、運航会社、空港運営会社など利権当事者たちがそろって県民に巣食っているさまは、公認 "振り込め詐欺" ともいえるものであります。
 実際、よく似た構図をしております。

 すでに本年度5億円の税金での穴埋めが予定されているのです。
 どこからどうみても不条理な空港というべきでありましょう。

 このような例は各地自治体でみられる事であります、能登とか佐賀とか神戸とか福島とかでありますが、この県の場合は突出しております。
 チョムスキー教授言うところの「コストとリスクは公共負担、利益は民間」の典型的事例であります。

 来る7月5日に県知事選挙がありますが、ここで存在感を示しておかないと全くなめきられてしまい、一方的に絞り取られる風習が定着してしまいます。
 と言っても、この県の知事選挙の投票率が半分にも満たないようでは、・・・もう余計な事は止めに致します。


※アドオン・ファイル
使用空港シナリー:たじりんさん制作"暫定公開版 shizuoka2007"
           :Greek Airports Project Team

使用機体モデル :AI Aardvark、DJC(Craig Ritchie)

使用ペイント・テクスチュア:Dieter Barthelmeus さん
                 Boris Le Veve さん
                 Boback Shahsafdari さん


【あとがき】
 ここにみられるのは、県民市民のセーフティネットが壊されていく過程そのものです。
昔は「国破れて山河あり」でしたが、今は逆になってしまいました。

 少し前の話しになりますが、石川セリさん、堺正章さん、中村敦夫さん、クマさんこと篠原勝之さんといった方々が空港建設拒否を表明していたのは、その環境破壊に対してだけでなく、一方で市民社会が壊されていく状況を懸念してのこと、と思うのです。

 開港当日のニュース映像でみた、例の"立ち木のお兄さん"がマスコミの取材を受けて、牛の世話をしながら無念さを滲ませ淡々と語っていた様子が、とても印象的でした。


2009 07.04
2009 07.10 一部訂正追加

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